解析ソフトウェア M-UDAS

M-UDASは、太陽地球物理学分野における統合解析ソフトウェアのMATLAB版です。M-UDASによる科学データ読込機能と、MATLAB標準ライブラリによる解析・描画機能を連動させることにより、太陽地球物理学分野の様々な科学データの解析と可視化を実現します。


M-UDASは、IDLのSPEDAS/UDASと同様に、以下の特徴があります。

  1. データの所在地を気にすることなく、インターネットを通じて自動的にダウンロード

  2. データファイルのフォーマットを気にすることなく、表示や解析

  3. IUGONETが扱う科学データを並列表示

  4. 多彩な時系列解析の機能への引き渡し (周波数解析,フィルタ処理など)

  5. データのアスキーダンプ,画像の出力への引き渡し


マニュアル

M-UDASのインストール方法と使い方は、以下のドキュメントに纏めています。

  1. M-UDAS 操作マニュアル for M-UDAS 2.00 (PDF, 394KB, 日本語)

  2. M-UDAS manual for M-UDAS 2.00 (PDF, 284KB, 英語) ※内容は日本語版と同じです。


ダウンロード(基本部)

MATLABの環境にM-UDASを追加インストールすることで利用可能になります。


[最新版]

2.00 for CDF/netCDF (zip, 678KB)


[リリースノート]

M-UDAS 2.00では、1.00の機能に加え、いくつかのレーダーデータのロード関数が含まれました。詳細は下記のリリースノートをご覧ください。

Release Notes




[M-UDAS以前のバージョン]

1.00 for CDF/netCDF (zip, 663KB)



M-UDAS egg

M-UDAS egg は、M-UDASがまだ対応していない科学データを簡単にロード・解析するための、M-UDAS用のプログラム雛形です。IDL版と同様に、マニュアルに従い、プログラムコード上にマークされた箇所(計10行程度)を書き換えるだけで、「自分のデータ」を即時に可視化・解析することができます。Windows, Linux, Macに対応しています。この雛形を使ってルーチンを作成し、世界中の研究者と共有してみてください。


マニュアル

インストールの方法、プログラム雛形の使い方を説明しています。

  1. M-UDAS egg 操作マニュアル (PDF, 1MB, 日本語)

  2. M-UDAS egg manual (PDF, 1MB, 英語) ※内容は日本語版と同じです。


ダウンロード

M-UDAS egg はM-UDAS本体に同梱されており、M-UDASをダウンロードした時点で既に含まれています。別途インストールする場合には、本体パッケージから取り出してご利用ください。


[最新版]

1.00 for CDF/netCDF (本体パッケージ, zip, 1MB, M-UDAS 1.00 に組込済)




利用上の注意(M-UDAS, M-UDAS egg 共通)

  1. M-UDASはMATLAB8.5で動作することを確認しています。
  2. 実際のデータを利用する際は、必ず各データポリシーをご確認ください。データポリシーは、データをロードした際に表示されます。
  3. M-UDAS(egg含む)は学術用途に限り無償でご利用頂けますが、創出された成果(図、解析結果、研究成果一般など)を、学会や研究集会の発表で用いる場合、あるいは、論文に掲載する場合は、IUGONETが定める利用規約に則して頂く必要があります。
  4. M-UDASおよびM-UDAS eggをベースにご自身がカスタマイズしたルーチンが、ご自身のパソコンのハードウェア、ソフトウェア、資産等に損害を与えた場合、IUGONETではその責任を負いかねます。